高橋アキさんにインタビュー
昨日に続いて今日も神楽坂に出かけた(7月25日)。『レコード芸術』誌のための高橋アキさんへのインタビューである。
高橋アキさんといえば、若い頃から現代音楽のスペシャリストとして国際的に活動し、また、全曲録音や楽譜の校訂などを通して日本の聴衆にサティを紹介したことで知られる。そんな高橋アキさんはここ数年来、シューベルトのソナタの録音に取り組み、サティのピアノ曲の新録音(カメラータ・トウキョウ)をリリースして話題を呼んでいる。
昨年刊行された『パルランド~私のピアノ人生』(春秋社)を頂戴したので、ここ数日は、昨日の「鑑定団」のショパンのワルツのディスクを聴くと同時に、アキさんの本を読んだり、アキさんの弾いたフェルドマンや武満徹のディスク、件のシューベルトや新旧のサティを聴いて過ごした。
僕はあまり熱心な現代音楽の聴き手ではなかったけれど、それでも学生時代から折に触れて高橋さんのレコードやコンサートを聴いてきた(とくにサティ)。それにしても、今回はなぜかとても緊張した。かれこれ四半世紀もこの稼業を続けているのに。ひょっとしたら、チッコリーニやアシュケナージの時よりも緊張したかもしれない。
午後2時から神楽坂の音楽之友社でのインタビュー。アキさんは想像していた通りの方だった。うわべだけの社交的な受け答えはしない。こちらの言うことをしっかりと聴いて、率直に思うことを述べ、質問に一生懸命答えてくださった。それに、ずっと昔から雑誌などで見てきたチャーミングな笑顔。インタビューの掲載時期は今のところ未定です。
『パルランド~私のピアノ人生』はアキさんが学生時代からピアニストとして、世界の現代音楽の様々な作曲家やムーブメントと関わってきた記録だ。編集者との対話を軸に、過去のインタビューやエッセイなどを随時織り込んだスタイルが面白く(それらは時代の証言だ)、無理なく彼女の辿ってきた半生を追体験できる。現代音楽ファンならずともお勧めの一冊だ。イタリアで録音されたサティの新録音もいいですよ!
高橋アキさんといえば、若い頃から現代音楽のスペシャリストとして国際的に活動し、また、全曲録音や楽譜の校訂などを通して日本の聴衆にサティを紹介したことで知られる。そんな高橋アキさんはここ数年来、シューベルトのソナタの録音に取り組み、サティのピアノ曲の新録音(カメラータ・トウキョウ)をリリースして話題を呼んでいる。
昨年刊行された『パルランド~私のピアノ人生』(春秋社)を頂戴したので、ここ数日は、昨日の「鑑定団」のショパンのワルツのディスクを聴くと同時に、アキさんの本を読んだり、アキさんの弾いたフェルドマンや武満徹のディスク、件のシューベルトや新旧のサティを聴いて過ごした。
僕はあまり熱心な現代音楽の聴き手ではなかったけれど、それでも学生時代から折に触れて高橋さんのレコードやコンサートを聴いてきた(とくにサティ)。それにしても、今回はなぜかとても緊張した。かれこれ四半世紀もこの稼業を続けているのに。ひょっとしたら、チッコリーニやアシュケナージの時よりも緊張したかもしれない。
午後2時から神楽坂の音楽之友社でのインタビュー。アキさんは想像していた通りの方だった。うわべだけの社交的な受け答えはしない。こちらの言うことをしっかりと聴いて、率直に思うことを述べ、質問に一生懸命答えてくださった。それに、ずっと昔から雑誌などで見てきたチャーミングな笑顔。インタビューの掲載時期は今のところ未定です。
『パルランド~私のピアノ人生』はアキさんが学生時代からピアニストとして、世界の現代音楽の様々な作曲家やムーブメントと関わってきた記録だ。編集者との対話を軸に、過去のインタビューやエッセイなどを随時織り込んだスタイルが面白く(それらは時代の証言だ)、無理なく彼女の辿ってきた半生を追体験できる。現代音楽ファンならずともお勧めの一冊だ。イタリアで録音されたサティの新録音もいいですよ!
by Musentanz
| 2014-07-27 14:57
| 音楽